# @data 変数

以下の @data 変数は Handlebars とその組み込みヘルパーによって実装されています。

# @root

テンプレートが実行されたときの初期コンテキストです。

{{#each array}} {{@root.foo}} {{/each}}

明示的に変更されない限り、この値はページレンダリングのすべてのパートで一貫しています。つまり、パート内で使うことができます。パートでは深い階層にあるパラメータは上位にあるテンプレートを参照できません。

# @first

each ヘルパーによってイテレーションの最初のステップに true が設定されます。

{{#each array}} {{#if @first}} First! {{/if}} {{/each}}

# @index

現時点のイテレーションステップの 0 から始まるインデックスです。each ヘルパーによって設定されます。

{{#each array}} {{@index}} {{/each}}

# @key

現時点のイテレーションステップのキー名です。オブジェクトを反復処理するときに each ヘルパーによって設定されます。

{{#each array}} {{@key}} {{/each}}

# @last

each ヘルパーによってイテレーションの最後のステップに true が設定されます。

{{#each array}} {{#if @last}} Last :( {{/if}} {{/each}}

# @level

割り当てられたログレベルです。

template({}, { data: { level: Handlebars.logger.WARN } });

Handlebars.logger.DEBUGHandlebars.logger.INFOHandlebars.logger.WARN、または Handlebars.logger.ERROR のいずれかに設定できます。

設定すると、ロガーは Handlebars.logger.level 以上のログレベルを持つメッセージのみを出力に含めます。デフォルト値は Handlebars.logger.ERROR です。

最終更新日: 10/27/2019, 2:28:30 PM